股関節手術に対するチーム医療と
患者様それぞれに応じたオーダメイド治療で
美しい歩行を目指す


みどり会中村病院では、2015年4月より枚方股関節センターを開設しました。
変形性股関節症、臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死症、股関節リウマチ、人工股関節・人工骨頭置換術後の”ゆるみ”などの慢性股関節疾患を対象とし治療を行っております。

特に人工股関節置換術は、歴史的に十分な実績のあるセメント人工股関節置換術を行っております。

最小侵襲手術(MIS)、早期回復・社会復帰、最新・最先端インプラントなどは謳っておりませんが、筋肉や腱の切離を抑えた侵襲の少ない手術方法で、患者様それぞれに応じたリハビリテーションを行い、十分な実績のあるインプラントを用いて、どのような骨の形にも対応可能なセミオーダーメイドと言えるセメント人工股関節置換術を行っております。

必ずしも最小・最短・最新が最良でなく、合併症が少なく良好な実績であることが、安全で安心のある最良な人工股関節置換術につながると考えております。

現在まで20歳から93歳までの患者様に対して人工股関節置換術を行ってきた経験がありますが、患者様それぞれで年齢や状態が異なるため、回復スピードはそれぞれで異なります。患者様の中には、早期退院が可能な方もおられます。しかし、あくまで人工股関節置換術は、良好な動きの”支点”を与えるだけであり、周囲の筋肉を強くしたり、柔らかくしたりするわけではありません。

人工股関節手術直後は、慣れ親しんだ手術前の状態から急に変化するため、歯の治療などと同様に当初は違和感があり、”足を引きずって歩いている”状態になります。下手なフォームで練習しても上手くならないスポーツなどと同様に、我流の歩行練習をしても”美しい歩行”は得られません。それを改善し”美しい歩行”を目指すには、正しいリハビリテーションとある程度の時間が必要であると考えております。

当センターでは、周術期は急性期病棟での全身管理を行い、その後は患者様それぞれの回復状態に応じて、回復期リハビリテーション病棟で十分に時間を取った専門のリハビリテーションを行っております。これにより、痛みを取るだけでなく、”人工股関節を意識せず”、”美しい歩行”が可能な、安全で安心のあるセメント人工股関節置換術が行えると考えております。



【専門分野】 
 股関節外科(人工股関節置換・再置換、臼蓋形成術)
 外傷一般

【資格等】
 日本整形外科学会専門医
 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医

【略歴】
 2000年3月 関西医科大学卒業
 2011年3月 関西医科大学大学院医学研究科博士課程単位修得

【関連リンク】
 関節が痛い http://www.kansetsu-itai.com/doctor/doc178.php
 kansetsu-itai.comに岡本センター長のインタビュー記事が記載されております。