リハビリテーション科
痙縮外来(ボツリヌス療法)を開始しました
毎週、月曜日の午前診でH29年4月より開始しました。
ボツリヌス療法により、手足の筋肉が軟らかくなることで、日常生活やリハビリが行いやすくなることが期待できます。
ボツリヌス療法とは
- ボツリヌス菌の作り出す天然たんぱく質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。
- ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。
- ボツリヌス療法の効果は、通常3~4ヶ月持続し、徐々に消失します。
- リハビリとセットで行うことで効果を発揮します。
主な注射部位
手(上肢)の主な注射部位
筋肉に注射します。
(静脈内注射、点滴注射ではありません)
足(下肢)の主な注射部位
・注射部位は症状により異なります。
対象
主に脳卒中の後遺症で手足のつっぱり(痙縮)がある方。
期待できること
- 手足の筋肉がやわらかくなり、日常生活動作が行いやすくなる。
- リハビリが行いやすくなる。
- 痛みがやわらぐ。(つっぱりによる痛み)
- 介護の負担が軽くなる。
費用について
- 痙縮の治療は保険が適用されます。
- 注射を行う部位や範囲によって費用が異なります。
治療のステップ
リハビリテーション科
痙縮外来(ボツリヌス療法)お問合せ
リハビリ総合外来 午前診察(9:00~12:00)に診察を行っております。
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