放射線部のご案内Radiology

放射線部のご案内

放射線部は診療放射線技師12名、非常勤放射線医師1名、放射線助手2名と受付事務スタッフが放射線診療を行っております。 撮影装置は主に一般撮影装置(3台)、CT装置(2台)、MRI装置(1台)、X線TV透視装置(2台)、骨密度装置で運用をしています。 医師の依頼のもと、さまざまな装置を用いて撮影し画像情報を提供しています。また撮影するだけでなく、 スタッフ全員が診断や治療に役立ち更に患者さんに説明しやすい画像の作成を心掛けています。 撮影した画像は主治医だけではなく、ダブルチェックとして、そのほとんどを放射線科医が丁寧に読影(診断)をしています。 スタッフ一同、24時間全ての検査に対応できる様に頑張っています。 今後も患者さんが安心して検査が受けられる環境を目指して行きたいと思います。

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MRI【Magnetic Resonance Imaging】(磁気共鳴画像)

MRI検査は名前の通り磁気(Magnetic)を利用した検査であるため被ばくがなく、造影剤を使わず血管の撮影ができ、
小児の方や繰り返し定期的な検査を必要とするご高齢の方などに適しています。
また、従来に比べてトンネル空間が大きくなり、内部にはLED照明を設置し広く明るい環境で検査を受けていただくことが可能です。
キャノン製で、最新の静音技術も搭載されており、とても静かであり安心してご利用いただけます。

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CT【Computed Tomography】(コンピューター断層撮影法)

80列マルチスライスCT装置を導入しています。
撮影時間の大幅な短縮が可能であり、高精度な画像は頭部や胸部、腹部疾患の検査に絶大な効果が得られます。
また低被ばく、低侵襲を実現し、安全面にも配慮された患者様に優しいCT装置となっております。

全身用コンピュータ断層撮影装置(CT)

X線TV透視装置

胸部や手、足を撮るときのようにX線画像を写真としてだけではなく
動画像として身体の中の様子を「リアルタイム」で写し出す装置で、胃のバリウム検査などが一般的に知られています。
その用途は幅広く、様々な検査や治療で利用されます。
また、X線だけでなく内視鏡や超音波(エコー)も併用して検査を行うこともあります。
手術室には専用の移動式イメージ装置が使用されています。

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X線骨密度測定装置

X線骨密度測定装置とは、X線の吸収率を使って骨密度の測定をする装置です。一分程度の検査で痛みもなく、骨年齢の測定など非常に高精度な測定が出来ます。
骨の状態を知ることで、骨密度の低下による骨粗しょう症を早めに予防し骨折も防げます。

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PACS【Picture Archiving and Communication System】医療用画像管理システム

PACS(パックス)を導入することで、画像データを保管、管理することができフィルム倉庫を持つ必要がなくなりました。
また、撮影した画像はネットワークを通じてデータベースに転送され、診察室、病棟などの端末モニタで閲覧可能であり
電子カルテやオーダリングシステムなどと連携することにより業務の効率性を向上することが可能となりました。
院内には厳重に管理されたサーバ室が設置されていますので、データ情報が外部に流出する心配もありません。

PACS